2017年10月22日 入所式~カイルとの別れ
鍼灸師よっちゃんです。
とうとう来てしまった、この日。カイルの入所式。
台風で、天気は荒れ模様 。ぼくの心も土砂降りだ。
もちろん、晴れがましい思いもある。
無事に10ヶ月終える事ができるという、ホッとした気持ち20%。
でも、残りの80%は…
もう、しっぽブンブンが見れない。引っ張りあいっこできない。一緒に散歩に行けない。
そんな寂しい気持ちで占められている。
重たい足をひきずるように、協会へ出発。
カイルは、ここにくると兄弟に会えるのが分かっているので
ひたすら「楽しみ―!!」という様子。
協会に到着するなり、待ちきれないようですごい勢いで下車
一目散に建物の中へ・・・
取り残される飼い主の僕。
カイルの無邪気さがとてもかわいく、それだけに切ない。
見回すと、ほかのパピーウォーカーさんたちも皆同じ表情。
・・・分かります! 気持ち分かります―!!
その時は、刻々と近づいてくる。
ハーネスを付け、カイルと一緒に記念撮影。
そして
カイル、さあ、お別れだ。
パピーとお別れするのは3回目の経験だけれど、慣れることなんてない。
胸が痛く、引き裂かれるような感覚。
頭では、わかっているのに、感情は、ジェットコースター。
でも、カイルにとっては華々しい門出だ。
気持ちよく、送り出してあげよう。
笑顔で、「いってらっしゃい!」
カイルは、訓練士さんに連れられ、しっぽブンブン、ご機嫌で行ってしまった。
「どんな楽しい所に行くのかな―」って、思っているだろう。
兄弟と一緒に、本当に嬉しそうに見えた。
カイルのこれからの人生が、楽しく過ごせることを願って。
協会の皆さん、よろしくお願いします。
そして、カイル。
10ケ月、楽しい日々と忘れられない思い出をくれたカイル。
本当に、ありがとう。