サラダとダイエット
先般、空前の大ブームを巻き起こした「野菜先食べダイエット」など。
常に、体重を減らしたい希望を持つ人の注目を集め続ける料理、サラダ。
今回はこのサラダという料理と、ダイエットの関係性について、詳しく見ていきたいと思います。
まず、サラダのお話に移る前に、「太る」とはどういうことか?を、簡単におさらいしたいと思います。
「太る」というのはより具体的に言えば、摂取した食べ物から余ったエネルギーを、カラダが蓄えるために「脂肪細胞」へと送り込む作用のこと。
この際、インシュリンという物質が使われますので、
脂肪細胞にエネルギーをできるだけ送り込まないようにするためには、インシュリンの値が急激に高まらない工夫をすることが大切です。
また、そもそも常にエネルギーが余らないように、消費する量と丁度同量ほどを摂取していれば、理論上「太る」ことは無いと言えます。
この意味でも、太らないためにカロリー計算は必須だと言えます。
さて、ではこうしたことを踏まえたうえで、
なぜ常にサラダはダイエッターの注目の的となっているのでしょうか。
その理由の大きな一つは、まず他の食べ物や料理と比べてサラダのカロリーが低いことが挙げられます。
単純に比較すると、
一般的なカレーライス一皿がおよそ700kcal
なのに対し、
一般的なサラダは一皿約80~85kcalになります。
普通の作業量の大人のダイエッターが一日に摂取してよいカロリーは、約1300~1400kcal程度と言われていますので、
これだけカロリーの低いサラダはやはりダイエッターの強い味方だと言えますね。
ただし、ここには罠もあります。
ダイエット中は、お腹がすくもの。
「サラダなら何でもいい、サラダならたくさん食べてもいい」
と、自分についつい甘くなってしまわないように注意が必要です。
サラダがダイエットに効果的なのはあくまでも低カロリーだからであり、
サラダさえ食べれば痩せる、という意味ではないのです。
脂をたくさん含んだ味付けのマッシュポテトや、
一人前250グラムなら370kcalもあるゆでたパスタを加えたサラダに、
種類によっては70kcalほどになることもあるドレッシングをかけて食べれば、他の食事一食分と何ら変わりません。
サラダだから、ではなくきちんとカロリーの数値を計算することにだけは、注意しましょう。
また、エネルギーを脂肪細胞に運ぶときに使われるインシュリンの分泌にも、サラダは深くかかわっています。
食事の最初に、野菜やとろろ、キノコなどに多く含まれる水溶性食物繊維を約100グラム食べ、
その後、糖質やたんぱく質などほかの料理を食べた場合、
そうでない場合よりもインシュリン値の上昇が穏やかになる→太りにくい、という検証結果があります。
これをうまく利用したのが、先般流行した野菜先食べダイエットなのですね。
野菜先食べダイエットの注意事項としては、
・かぼちゃ、いもなどの糖質の高い野菜を野菜としてカウントしない(主食の仲間に入れる)
・あくまでもユックリ、よく噛んで食べること。あっさりしている野菜ですが早食べで野菜を先食べすると満足感が無く、結局後食べする糖質の量が増えると意味がない
などです。
どんな健康法でもそうですが、「絶対」はありえませんし、専門家の方の話を聞かずに自己流にやり方を変えてしまう(サラダにパスタを入れる、ドレッシングかけすぎなど)と失敗します。
落ち着いて、正しいやり方で行うことが大切ですね!
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