11.夏に取り入れたい養生法
1.夏の薬膳
汗をかくことの多い夏は、汗と一緒にやる気、元気も消耗してしまい、疲れやだるさなどの倦怠感が出ます。また、日本は湿度が高いため、体内にも余分な湿がたまりやすいです。「湿」がたまると、胃腸の消化機能に障害を与え、食欲不振や消化不良を招き、倦怠感を悪化させます。
「気」を補い、「湿」を排出することが大切です。また、冷房による「夏冷え」には、余分な水分を出して、体を温めることが大切です。
「気」を補う食べ物
<豆類>大豆 枝豆
<ネバネバしたもの>オクラ、長芋、わかめ、納豆
<香があるもの>青じそ、しょうが、みょうが、玉ねぎ、セロリ、にんにく
<その他>梅干し、しじみ、いか、タコ、あじ、うなぎ、すずき、肉類、トウモロコシ、ジャガイモ、カボチャ、ゴマ、松の実、酢
体の「熱を取る」食べ物
<夏野菜・果物>きゅうり、にがうり、トマト、なす、もやし、スイカ、メロン、キウイ
<その他>豆腐、麦、そば、そうめん、わかめ、ミント、緑茶
余分な「水分」を出す食べ物
きゅうり、トウモロコシ、そば、海藻類、あさり、シジミ
2.夏のお風呂での工夫
塩風呂
塩風呂は発汗作用があり、冷え性、美肌、シェイプアップに効果的とされています。ぬるめでも芯から身体が温まり、湯冷めもしにくくなります。さらに、マグネシウムによって肌の保湿効果があります。塩分が毛穴に入り、汗と一緒に毛穴につまった皮脂や汚れを外に出してくれるため、デトックス効果や消臭、殺菌効果もあります。ニキビなどの皮膚炎にも良いです。
粗塩を用意します。
<塩風呂の入り方>
ミネラルの多い粗塩を用意します。スーパーで手に入りやすいのは、「伯方の塩」、「赤穂の天塩」、「瀬戸のほんじお」です。
1.浴槽にだいたい30~50gくらい(一握り)を入れ、よく溶かします。
2.約10分くらい浸かります。
3.一度出て、身体の塩分を落とします。
4.2と3を繰り返します。
週に2~3回のペースで入るのが効果的です。
重曹風呂
重曹は胃薬として薬に使われていたり、ベーキングパウダー(膨らし粉)として料理にも使われていたりと様々な用途がありますが、入浴剤としても用いられています。入浴後のお湯は洗濯にも浴槽の掃除にも使えるため、とても便利です。
少し肌がヌルヌルしますが、入浴後はさっぱりして肌がサラサラします。汗で体がベタベタする日に入るのがおすすめです。神経痛、肩こり、腰痛、疲労回復、冷え性、皮膚病に効果的です。
<重曹風呂の入り方>
大さじ1杯の重曹をお湯にいれるだけです。お好みで、好きな精油を3~5滴入れるとアロマの香りも楽しめます。
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