冷やす?温める?ぎっくり腰の応急処置を覚えておこう!
物を持ち上げようとしたとき、靴下を履こうとかがんだとき、ゴルフのスウィングをしたとき……
時も場所も選ばず、思いがけずやってくるのが『ぎっくり腰』です。
ぎっくり腰の痛みは、西洋では『魔女の一撃』と呼ばれるほど鋭いもの。
いざという時に慌てることがないように、応急処置の方法をしっかり覚えておきましょう。
そもそもぎっくり腰って?
『ぎっくり腰』は、正式な医学用語ではありません。
ふとした行動により急激な腰痛がおこる『急性腰痛症』が正式名称。
硬くなった筋肉が断裂していたり、腰骨の関節やじん帯が捻挫していたりと、原因はさまざまですが、痛みの生じる原因は筋肉やじん帯が炎症を引き起こしているためだと考えられています。
ぎっくり腰でまずすべきことは「安静」
ぎっくり腰になってしまったら、まずはその箇所を動かさないようにします。
自宅であれば、すぐに横になれますよね。
痛む側を下にして横向きになり、腰を丸めるようにすると腰への負担は少なくなります。
仰向けでひざを立て、両ひざの間にクッションや枕を挟むのも楽な姿勢です。
外出先でぎっくり腰になってしまったら、まずは人の迷惑にならないよう移動して「安静にできる」場所を確保。
痛みが落ち着いてきたら、タクシーを呼ぶ、家族に頼むなどして家に帰ります。
無理をして歩いたり、活動を継続すればぎっくり腰が悪化してしまいますよ。
腰に負担を掛けないように、そろ~りそろ~りと移動するのを心がけてください。
痛みが激しいうちは、揉んだりストレッチ運動をしたりするのも厳禁!
しかし、痛みが収まる1週間後くらいからは、腰に負担がかからないように体を動かした方が回復が早いと言われています。
ぎっくり腰が痛むときは「冷やす」が正解!
腰に関わらず患部が痛むときに、冷やした方がいいのか、温めた方がいいのか悩みますよね。しかし、ぎっくり腰では温めるのはNGなんです!
血流が活発になるとより痛みが増し、炎症も悪化します。
本当に痛い時は、お風呂も控えたほうがよいでしょう。
患部を冷やすことにより、腫れが鎮静化します。
また、痛みも感じにくくなるんです。
冷やすためにおススメなのは、昔ながらの氷を使った方法。
ビニール袋に氷と水を入れて口を縛り、タオルに包んで患部に当てます。
皮膚が麻痺するくらい冷やすのはやり過ぎなので、当てっぱなしにはせず、当てたり外したりを繰り返しましょう。
最近は、冷凍庫に保冷剤を常備している方もいらっしゃるかもしれません。
保冷材は氷よりも温度が低いため、長時間使いすぎると霜焼けや凍傷などの恐れもあります。必ずタオルにくるんで、肌に直接触れないようにしましょう。
また、冷えピタのような冷却シートは、気化熱により皮膚表面が少し涼しく感じるだけなので、炎症部分まで冷やしてくれる効果は残念ながらありません。
「ぎっくり腰の応急処置」に関するまとめ
もしぎっくり腰になってしまったら、まずは「横になって安静に」、そして「痛むところを冷やす」ことを覚えておきましょう。
軽いぎっくり腰であれば、病院に行かずとも2~3日で痛みがひき、自然に治ってしまいます。
動けるようになったあとも、なんとなく腰に違和感が残るなどの症状があれば、信頼できる整体院や鍼灸院などに相談に行くことをお勧めします。
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