6.春に取り入れたい養生法
春の薬膳
1.「肝」を補う食べ物
春は「肝」が過剰に働き、トラブルを招きやすくなります。「肝」は肝臓の働きに加え、必要な血液を貯蔵したり、自律神経系、運動神経を調節したり、心と体がスムーズに働くためには必要なもので、目の働きにも深く関係しています。この働きがにぶると、だるさやイライラ、うつ状態、疲れ目などを招いてしまいます。春の薬膳では、「肝」を補うものを食べることが基本です。
<「肝」を補う食べ物>
貝類:あさり しじみ はまぐり かき
野菜:にら 菜の花 ほうれん草 春菊 グリーンアスパラガス せり 人参
その他:いちご ヨーグルト 酢 梅干し レバー ごま ナッツ うなぎ えび いか しいたけ クコの実 海藻
2.血行をよくする食べ物
ストレスやイライラが続くと、血管が収縮して血行が悪くなります。この結果、シミやくすみ、目の下のくま、肩こりを生じやすくなります。この際は血行をよくする食べ物をとることが大切です。
<血行をよくする食べ物>
豆類:黒豆 納豆
青魚:いわし さんま さば
辛味の食べ物:にら ねぎ 青じそ にんにく 玉ねぎ
その他:ほうれん草 菜の花 ごま 昆布
3.クールダウンする食べ物
イライラが強く怒りっぽくなると、目の充血や不眠、頭痛が生じてきます。その際に、涼性の食べ物を食べると、体の熱をさまし、興奮を抑える働きがあります。
<クールダウンさせる食べ物>
野菜:ほうれん草 もやし セロリ 大根 きゅうり トマト たらの芽
その他:豆腐 海藻 緑茶
肩こり
肩や首の筋肉の緊張状態が続くと、頭痛やめまいが生じます。これは、緊張型頭痛と呼ばれるもので、側頭部や後頭部が締め付けられるような重い痛みを感じます。肩こりの原因として、目の疲れから生じる場合もあり、また逆に肩の疲れによって目が疲れてくる場合もあります。目と肩の両方のケアが大切です。さらに、肩こりから腰痛へ症状がひろがったり、不眠や慢性疲労、集中力の低下、イライラ感などの症状をまねきます。
1.肩こり対策方法
肩こり対策としては、全身の血行を良くして、肩や首の筋肉の緊張を和らげることが大切です。筋肉の蓄積された要廃物の排出を促進させるために、38℃から40℃のぬるま湯に、20~30分くらいゆったりと浸かることが効果的です。
2.クエン酸の摂取
疲労物質と呼ばれている乳酸が体内に蓄積されるのを防ぐために、クエン酸を積極的にとることが効果的です。クエン酸は乳酸を抑制する働きがあり、梅、パイナップル、レモン、キウイフルーツなど、柑橘系の果実に多く含まれています。
3.肩のストレッチ
両肩の力を抜いて、頭を反対側の手で抑えながら、真横に傾けて首の横を伸ばすと首から肩の筋肉が伸ばされて、良いストレッチ効果が得られます。
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