鍼灸専門学校 卒業生に訊く「課外活動は、どんな感じ?」
鍼灸専門学校に関する詳しい内情をレポートしているこのシリーズですが、今回はみなさんの関心が高い「鍼灸専門学校の課外活動、授業」にスポットを当ててみます。
>>課外学習の一大科目「献体による解剖学」
全国にある鍼灸専門学校は、現状その全てが厚生労働大臣認定・指定( もしくは文部科学大臣指定)の専修学校となります。
卒業までのカリキュラムの中に、必ず1度
「ご献体を実際に授業のために拝覧させて頂き、実際の人体の神経や骨、内臓の位置、形状などをその目で確認する」
という課外授業が取り入れられています。
ご献体というのは、お亡くなりになった方の生前の尊いご遺志により、我々医業を志す者の授業のために捧げてくださった、ご遺体のことです。
ご献体が安置されている大学病院の研究室などにはいり、
事前に学んだレジュメを持って、
粛清とした雰囲気の中、解剖後となっているご献体の皮膚や臓器が目の前で取り外されていき、
骨や神経の本物のありようを肉眼で確認させていただけるという、
大変貴重で有難い機会です。
卒業生Aさんの話:
「入学の時から、この課外授業については生徒の中でも常に話に登っていました。やはり、実際のご遺体、それも解剖を施されたご遺体を眼前で詳細に観察し、本物の筋肉や内臓、骨、神経を観察させていただくという体験は、こうした厚生労働大臣認定・指定の専修学校でなければ決して受けることができない大変貴重な機会。その日が近づくにつれ感じたことのない緊張感を覚えました。当日は、深い感謝と尊敬の念を持ってご献体と真摯に向き合い、しっかりと、本物の人体の内部構造を肉眼で見て、学ぶことができました。私にとっては、神経繊維の索の意外な太さと、その白さによりくっきりと存在が確認できることに驚かされたり、細身の女性であっても案外、肋骨に取り囲まれた胸郭は、がっしりと大きな物であるなど、様々な発見があり、そういったことに気づかせていただけるこの貴重な機会へ改めて深い感謝を持ったことを覚えています」
>>その他の課外授業
医療系専修学校とはいえ、やはり学校行事、レクリエーションとして様々な取り組みが行われています。
学校により、その行事はそれぞれですが、中には地域のお祭りや季節行事に参加したり、介護施設へのボランティア訪問、スポーツ大会、海外研修など、様々な企画を行う学校もあります。
卒業生Aさんの話:
「私は学校主催の中国への研修旅行に参加しました。総勢30余名で北京の東洋医学大学で授業を受け、研修卒業認定証を授与されたり、北京の街でショッピングをしたりと、楽しく、充実した時間は一生の思い出です」
>>まとめ
いかがでしたか?
3年間の鍼灸専門学校の学生生活には、
こうした多彩な課外授業も待ち受けています。
友と共に学び、楽しみ、そして感動する日々は、
鍼灸師として社会に出た後も、あなたを輝かせる大切な宝物として心の中に残っていくことでしょう。
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