針とは?針の効用 針と痛み
皆さんは、「針治療の効果」と聞いたとき、一体どんなものを最初に思い浮かべるでしょうか?
きっと多くの皆さんがまずはじめに考えるのは、
「肩こりのツボ」
「ぎっくり腰のツボ」
「頭痛のツボ」
はたまた、「小顔のツボ」「痩せるツボ」…などなど。
「さまざまなツボ」へと針をうち、そしてそのツボが効果を上げていく…
そんな様子を思い浮かべるのではないでしょうか。
たしかに、たくさんあるツボの中でも、多くのものが肩こりや腰痛など、
特定の愁訴(つらさ)にしっかりと作用していきますから、
この考え方もまったく間違いだとはいえません。
けれども、ここではもう少し現代の医学に沿った言葉で具体的に、
針治療の効果の重要な一つである
「鎮痛効果」
をご説明していくことに致しましょう。
こんなときにおすすめ!
実は針治療には、3つのとても素晴らしい「鎮痛効果」があるのです。
それぞれの鎮痛効果を、おすすめのシチュエーションとともに解説していきます。
1つめは「針刺激によるエンドルフィン分泌」
ー エンドルフィンとは、脳の下垂体という場所から分泌している痛覚を緩和するホルモンのことです。
エンドルフィンには優れた鎮痛効果がありますが、いつでも分泌しているわけではなく、一定の条件が揃った時に多く分泌される物質です。
そして、この「エンドルフィンを分泌しやすい環境を作ってくれる」のが、「針治療」だ、というわけなのです。
この効果は、頭痛や歯の痛みなどの、耐えられないほどの激しい痛みの際にとても役に立ってくれます。
2つめは、「刺激感覚の変化」
針治療によって皮膚を刺激し、「刺激感覚の閾値」を上げることで、痛覚がにぶくなり、結果的に痛みの自覚が下がっていく仕組みを利用したものです。
つまり、細くて安全な治療用の針でわざと皮膚を刺し、一瞬だけ強い感覚をあたえることによって、痛みに敏感すぎる体の感覚を変化させることができるというわけです。
この効果は、
長い間続いているイヤーなストレスを伴う慢性痛の辛さをリラックスさせる時に、とても役に立ってくれます。
3つめは、「血流改善」
ー
針刺激による血流改善で、血液中の痛み物質の代謝を促進し、同時にケガの部分にだけ体液が集まってしまっていることによる腫れを引かせることによって痛みを取る効果です。
この効果は、
赤ちゃんの抱っこしすぎによる腱鞘炎や、スポーツによるねんざなど、患部が腫れ、ズキズキとした痛みがあるような時に、最も威力を発揮してくれます。
上手に活用 針と痛み止め
いかがだったでしょうか。
こんなにたくさんの「鎮痛効果」がある針治療、辛い時にはあなたも是非一度活用してみて下さいね!!
また、針治療の鎮痛効果を上手に活用するコツとして、できるだけ詳しく病態(ケガや病気の内容)を把握することも大切です。
ですから、病院での西洋医学的な検査と針治療を同時に活用する、という考え方を持って頂くと、
「天然自然の施術、針治療」
を、あなたの毎日の健康にいちばん上手に役立てていくことができるでしょう。
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