鍼灸専門学校 授業を検証! 〜関係法規編
皆さんは、鍼灸専門学校の授業というと、どんなものを想像しているでしょうか。
意外と多い勘違いが、
「鍼灸」や「鍼灸実技」
というような分厚い一冊の教科書の中に、学ぶことが章に分けて色々と書かれていて、それを学んでいく、という誤解です。
これは、おそらく「自動車免許の取得」の授業からの連想で、このようなイメージが生まれて来ていると予想します。
一般の方が持つイメージとは異なり、実際の鍼灸学校の授業は、このようなものではありません。
ではどのようにして授業が進められてゆくかというと、
中学高校の時の学校の様子ととてもよく似ています。
1時限目は「解剖学」
2時限目は「栄養学」
3時限目が「臨床医学各論」…というように、
全く異なるいくつもの科目を1日に何コマか受けていく、という姿が現実です。
そして、それぞれの科目に小テスト、中間テスト、期末テストなどがあり、しっかりと単位を取ってから学年を進めてゆくのです。
さて、このような授業科目の一つとして、
今回取り上げる「関係法規」があります。
この授業では、鍼灸に関する法律を詳しく学び、東洋医学のプロフェッショナルとして実社会で活躍していくに必要な法律の知識を身につけていきます。
それでは早速、鍼灸専門学校の「関係法規」についてご説明していきましょう。
また、最後に、卒業生によるインタビューも掲載しています。
>>関係法規、各章で何を学ぶか
まず、関係法規の各章で何を学ぶかを見ていきたいと思います。
第1章 あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律
ここでは、法令の辿って来た歴史に始まり、
現行法令や法に基づいた養成施設、罰則など、
実際のあん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律に関する詳細を細かく紐解いてゆきます。
第2章 関係法規
この章では、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律のみならず、憲法や法律など幅広い範囲にわたって、日本国の法規そのものについて学んでゆきます。
>>就職してから役立っていくこと
卒業生Aさんの話:
「私が関係法規を学んで一番役立っていると感じることは、柔道整復師やカイロプラクター、エステティシャンなどとの違いをお客様に尋ねられた時、正確な事実に基づいたご説明をきちんとできるようになったことですね。意外と、お客様はこうした他の職業と鍼灸師の違いがよくお分かりでなく、生活の中で興味を持たれて尋ねられることが多いので役立っていますね。もちろん、自分自身が法規に基づいた業務を行うためにも、関係法規の授業で学ぶ知識は非常に基礎的で、重要なものだと思えますよ。表面的な印象と異なり、授業内容はそれほど難しいものではなく、この業界で働くためにはとても大切な内容が、現行の法律や判例とともにライブ感で学べる楽しい授業ですよ」
>>まとめ
いかがだったでしょうか。
「鍼灸師専門学校って、こんなことも学ぶんだなぁ」
と、思われましたか?
様々な鍼灸に関する知識を学んで社会に出てくる鍼灸師。
学校で学んだ確かな基礎をもとに、日々切磋琢磨して皆様のお役に立つため、まい進しています。
是非、あなたのご健康にお役立てください!
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