膝のお皿が痛い?!原因は?割れてしまうことがあるの?
当均整院における、皆様からのお体のお悩みにおいて、
肩や腰に続いてとても多いのが「膝」の辛さです。
今回はその中でも、意外によく話題に上る「膝のお皿」について詳しく見ていきたいと思います。
膝のお皿、そもそも何のため?
膝のお皿は正式名称を膝蓋骨(しつがいこつ)といい、
膝部分を構成する脚の骨と、大腿四頭筋という大きな筋肉の骨への付着部にある「腱」という頑丈で固い、ツルツルした組織との間に、余分な摩擦が起きないようにガードするために存在すると考えられています。
なめらかな球体面をした膝のお皿が摩擦を防いでくれているおかげで、一日に百回近くも曲げ伸ばしを繰り返す膝は、
ひどい摩擦に悩まされることもなく、気持ちよく運動することができるのです。
膝のお皿が痛い原因と対処
さて、そんな膝のお皿ですが、時折「痛み」を生じることがあります。
原因はどのようなことが考えられるでしょうか。
一つの原因として、先ほど挙げた
大腿四頭筋
という筋肉の疲れが挙げられます。
大腿四頭筋は人体の中でもとても大きい筋肉の一つで、下肢においては最大の大きさの筋肉となります。
座った状態から立ち上がるとき、階段を上るとき足を曲げて行うすべての動作において非常に大きな役割を果たし、強いパワーを持つ筋肉です。
ですから、これが疲れてこわばってしまうと、その大きさ、強いパワーの分だけ大きな障害となって表れます。
その一つが、
膝のお皿の違和感、痛み
なのです。
つまり、
膝のお皿周辺に痛みを感じた時には、「大腿四頭筋」へのケアが必要だ
と、言えるでしょう。
均整によっても、大腿四頭筋には効果的な施術がいくつもあります。どんな対処を行うにしても、「早目の対処」が肝要となります。
膝のお皿に違和感や痛みを感じたら決して放置したりせず、まずは病院や治療院で適切な診断、診察を受けましょう。
膝のお皿が不安…割れたりしますか?
膝のお皿周辺が痛い場合、皆さんの中には
「膝のお皿が割れた・欠けてしまった?!」
と考えて、不安になる方もいます。
膝のお皿も骨の一つなので、骨折することもあり得ます。
ただ、普通にぶつけたくらいでは、骨折することはまずなく、
固くて重たいものがぶつかったり、床で転んで強打した時などに折れることがあります。
単純X線検査ですぐに診断できるので、不安な時は、念のために検査を受けてみるようにしましょう。
まとめ
脚の骨と、大きな筋肉の腱とが摩擦を起こさないために存在する「膝のお皿」膝蓋骨。
ですが、やはり、家事や仕事で何かと膝を床につくことが多い私たちの日常生活では、存在感が大きい骨の一つですし、痛みなどが出ると、不安になりますね。
衝撃を受けやすい骨でもありますので、
普段から、かかとが高い靴や滑りやすい靴を避け、
足元に気を付けて歩くなど、怪我にも注意しながら
大切な膝のお皿と、足に思いやりの毎日を送りたいものです。
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