リンパって何?を一度おさらいしよう!
美容についての情報を読むと、必ず顔を出す、「リンパ」という言葉。
皆さんも目にしたことがあるはずですよね。
「リンパの流れを良くして…」
「小顔になる顔のリンパ!」…など、など。
たくさんの情報を耳にすることはあっても、リンパってそもそも何でしたっけ?
よくわからないけど、おさらいする機会がない!
でも、顔やまぶたがむくんで困ったり、お腹周り、足がパンパンに張るのは困ります。
リンパについて、もっと詳しく知りたいなぁ。
そんなあなたに、今回はこの身近だけれど不思議な存在、「リンパ」について詳しく解説していきたいと思います。
リンパは体のどこにある?
実は、この答えはとってもカンタンで、そしてとっても難しいのです。
私たちの体の中で、リンパが存在する場所は、実は「全身」。
そう、体中の細胞において、リンパが<無い>場所というのは実はないんです。
リンパとは、全身に存在するもので、体のどこか一部だけにしかないものではない、という事をまず覚えておきましょう。
リンパの正体
では、いったいリンパと私たちが呼んでいるものの、中身は何からできているのでしょうか。
実は、リンパとは。
全身の細胞に存在する水分のうち、タンパクや脂肪など、分子量が大きいため毛細血管を通りにくいものを中心に、約10%ほどが流れ込んでくる「体内の水分」のこと。
つまり、毛細血管を通り切れなかった血液から浸みだしてきた、全身の細胞から集めた水分の、約10%分の通り道がリンパなんです。
身体の中で、水分が存在しない場所というのはありませんよね。
つまり、リンパはどこか一部だけにあるものではなく、私たちの身体全体にいきわたっているものなのです。
リンパ管とは?
リンパ管、という組織が毛細血管からリンパ液を回収し、最終的には内臓で代謝して身体の外へと、老廃物を排出する働きを助けています。
とても細くて柔らかく、そして体の表面(皮膚)に近い場所にある組織です。
だから、外の寒さや冷房の冷たさの影響も受けやすいんですね。
リンパで痩せるって本当ですか?
「痩せる」とは、脂肪細胞が縮むこと。
リンパを流して取れるのは脂肪細胞ではなく、余分なむくみ、水分や老廃物です。
ですから、「リンパドレナージで痩せる」という言い方自体は厳密には誤りであると言えます。
ただし、「痩せる」という言葉を、広い意味で「ボディラインが細くなる」と受け取るなら、
リンパの流れが悪かった人が、流れが正常に戻ることで老廃物や、不要な水分を正常に排出することができ、
太ももやウエストの周径の計測数値が細く変化することは充分ありえることです。
いずれにしても、
滞ってしまったリンパの流れを改善することは健康的な生活には欠かせないこと。
痩せるかどうか?という視点ではなく、全身の健康に深くかかわるリンパを、もっと大切な存在として意識するきっかけとなって頂ければ幸いです。
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