頭と内臓のフシギな関係?!東洋伝統思想の知恵
「東洋思想では、頭痛に内臓の名前がついている」って本当?
鍼灸院や、東洋伝統思想を用いた整体院などで、頭痛のお話を聞いたことがありますか?
「先生、頭が痛いんです」
「頭のどの辺が、どんな風に痛い?ふむ、これは<胆経の頭痛>だな…」
こんな風に、頭が痛いのに先生が「内臓」のことを話されて、?となった経験がある方もおられるかもしれません。
実は、東洋思想では「頭の痛さ」と内臓の働きに、深い関係があると考えられてきたのです。
「胆経の頭痛」「肝経の頭痛」とは
いわゆる「片頭痛」を覚えた場合、東洋思想では「胆経の頭痛」と見立てることが多いです。
また、ストレスが強いとき、頭が重くなって締め付けられるような痛みを感じることは「肝経の頭痛」という風に見立てられます。
「胆」は胆嚢だけではなく、「肝」は肝臓だけではなく。
ここでいう「胆経」や「肝経」は、西洋医学の臓器だけのことを指しているわけではありません。
「経」というのはこの場合「全身を流れている、気の通り道」のことです。
この「気の通り道」の重要なポイントとなる点に、「経穴」…いわゆるツボ、と呼ばれる部分が存在するのです。
「胆経」という「経絡(気の流れ)」は、
目じり近くから、側頭部、耳の後ろ、そして首の側面を通って、肩を通って胸の側面を通り、横隔膜を貫いて、胆嚢へ到達します。その後、股関節から足の外側を降りていき、足の指で「肝経」とつながると考えられています。
「肝経」の「経絡(気の流れ)」は、
足の指からはじまり、ふくらはぎ、太ももの内側を通って下腹部を通り、肝臓に到達します。その後、横隔膜を通過して胸の側面を通り、喉を通って眼球をまとうように通過し、頭頂部に到達すると考えられています。
健康なときにはこのような「経絡」と呼ばれる道を、しっかりとした「気」が、ぐるぐると元気よく、絶え間なくめぐり続けている状態なのですが、疲れがたまってくると気の流れが滞り、うまく流れることができずに停滞して、停滞箇所の前に異常に気が増幅したり、その部分の後ろの気が不足してしまったりしているのです。
「胆経の頭痛」、「肝経の頭痛」、とは、このような気の異常が経絡上に痛みという形で表れていると観たものなのです。
気の流れを整えてくれる「頭のツボ」
では、このようなとき、
どんなツボ療法が効果を上げてくれるのでしょうか?
実は、先ほどご説明した通り、人間の体にとって非常に重要な内臓である「肝臓」「胆嚢」…そのどちらの気の流れも、もとは「頭のツボ」から始まったり、あるいは最終的に頭のツボに帰っていったりしています。このように頭と内臓は大変関係が深いもの。
「片頭痛がして辛い…」
「ストレスがかかると頭が重くてスッキリせず、考えがまとまらない…」
そんな時。
「頭のツボ」を刺激することで、こんな体調不良の根本原因であるかもしれない「内臓の気の流れの滞り」にも、しっかりとアプローチできるのが当院の「頭ほぐし鍼」。
鍼灸師である当院の院長が、東洋思想に基づいた施術で行う「頭ほぐし鍼」で、気の通り道から癒されてみませんか?
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